共著『ことばが紡ぎ出されるとき』が刊行されました
慶應大・言語文化研究所での共同研究の成果が『ことばが紡ぎ出されるとき—声とテクストのあいだ』として知泉書館から刊行されました。12世紀ウィンチェスター聖書に収められたエレミヤ書の挿絵をあしらった表紙がとても美しく、神秘的です。(本書の内容や目次については、知泉書館HPを参照してください)
神が預言者エレミヤの口に触れて、「さあ、私はあなたの口に私の言葉を授けた」(エレミヤ書 1:9)と語る場面を描いたこの挿絵は、実に本書にふさわしく、編者の岩波先生のセンスの良さが光りますね。
慶應の言語文化研究所の公募研究は、1998年以来、2年ごとに新たな研究テーマが採択され、慶應大内外の各分野選りすぐりのメンバーによる濃密で生産的な共同討議の成果が刊行されるという、研究者から見れば夢のようなプロジェクトです。
私は2014年から参加させていただき、今回で4冊目の論文集となりますが、毎回新たなお題にメンバー皆で頭を悩ませ、とことん議論し合うことで、それまで思いもよらなかったアイデアに巡り会える、私にとっては文字通り「学的な大喜利」とも言えるありがたい企画です。
